出産予定日の計算
ネーゲレの法則を用いて、最終月経日または推定受精日から出産予定日と現在の妊娠週数を推算します。月経周期の長さに応じた補正も任意で行えます。
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結果
この計算機は参考情報の提供を目的としており、医療上の診断・助言の代替となるものではありません。算出された予定日は月経周期と排卵タイミングに関する標準的な仮定に基づく推算です。個別の妊婦管理については、産婦人科医・助産師などの医療専門家にご相談ください。
推定出産予定日(EDD)
推定出産予定日(EDD)は、最終月経日または受精日をもとに算出される分娩予定時期の推算値です。胎児の発育確認・妊婦健診の計画・分娩準備において医療チームと妊婦が共有する基準日として機能します。19 世紀に考案された計算方法が、現在も世界中の産科臨床で標準として使われています。
ネーゲレの法則
標準的な方法は ネーゲレの法則 です。ドイツの産科医 Franz Karl Naegele(1778–1851)にちなんで名付けられました。
280 日は 40 週、つまり約 9 か月 7 日に相当します。月経周期 28 日・14 日目排卵を前提としています。
月経周期に応じた補正
教科書的な 280 日という数値は、28 日周期の場合にのみ正確です。周期がそれより長いと排卵——ひいては受精——が遅くなり、LMP からみて妊娠が満期に達するのも遅くなります。標準的な補正では、実際の周期と 28 日との差だけ予定日をずらします。
たとえば規則的な 32 日周期なら予定日は 4 日後ろに、24 日周期なら 4 日前にずれます。平均月経周期を入力すれば、LMP 法ではこの補正が自動的に適用されます。
LMP ではなく受精日がわかっている場合は、次のように換算します。
受精日が判明している場合は排卵タイミングが既に確定しているため、受精日モードでは周期長の補正は適用されません。いずれの入力方法でも、28 日周期であれば同じ結果が得られます。
妊娠週数を最終月経日から数える理由
受精の正確な時点を直接確認することはほぼ不可能ですが、最終月経の開始日は記録・記憶に残りやすい客観的な日付です。そのため産科の慣行では 妊娠週数は LMP から計算 されます。このため、在胎 40 週の新生児の実際の受精後週数(胚齢)は約 38 週となります。
ここで ⌊·⌋ は床関数(切り捨て)——余りを切り捨て、完全な週数(整数)を求めます。7 で割った余りが「○週○日」の日数部分になります。
妊娠の三半期
妊娠期間は 3 つのトリメスターに区分されます。
| 時期 | 妊娠週数 | 主な発育 |
|---|---|---|
| 第 1 三半期(妊娠初期) | 1–13 週 | 着床・主要臓器の形成開始・流産リスク最高 |
| 第 2 三半期(妊娠中期) | 14–27 週 | 急速な胎児成長・胎動開始・妊娠中期超音波(約 20 週) |
| 第 3 三半期(妊娠後期) | 28–40+ 週 | 体重増加・肺成熟・分娩準備 |
これらの境界は臨床コミュニケーションのための目安であり、明確な生物学的転換点を意味するものではありません。
精度と限界
ネーゲレの法則は集団平均に基づく推算であり、個人への予測ではありません。
- 予定日ちょうどに生まれる赤ちゃんは約 5 %。 大半は前後 2 週間以内に出生します。
- 月経周期の長さは補正されますが、不規則な周期は補正できません。 本計算機は 28 日以外でも一定した周期長であれば補正しますが、月ごとに周期が大きく変動する場合は、補正後の LMP 推算でも不確実さが残ります。
- 超音波検査で精度が高まります。 初期超音波での頭殿長(CRL)測定は、特に月経周期が不規則な場合、LMP 法より精度が高いことがあります。担当医が早期超音波の結果をもとに予定日を修正することがあります。
- IVF や正確な受精日が判明しているケース では、本計算機の「受精日モード」が LMP モードより精度の高い結果をもたらします。排卵のタイミングが正確に把握されているためです。
この計算機は参考情報の提供を目的としています。個別の妊婦管理については、産婦人科医・助産師・かかりつけ医にご相談ください。
よくある質問 (FAQ)
ネーゲレの法則とは何ですか?
ネーゲレの法則は出産予定日を推算する標準的な方法です。最終月経の初日(LMP)に 280 日(40 週)を加算します。28 日周期・14 日目排卵を仮定しています。受精日入力の場合は 266 日(38 週)を加えます。これは LMP + 14 日 + 266 日 = LMP + 280 日と等価です。
月経周期が 28 日でない場合はどうなりますか?
ネーゲレの法則は、教科書的な 28 日周期・14 日目排卵を前提としています。周期がこれより長い、または短い場合、排卵——ひいては受精——のタイミングが遅く、または早くなるため、LMP 基準の出産予定日もずらす必要があります。本計算機は標準的な補正を適用します。すなわち、出産予定日 = LMP + 280 日 + (周期日数 − 28)です。たとえば規則的な 32 日周期の場合、予定日は 4 日後ろにずれます。この補正は LMP 法にのみ適用され、受精日を入力した場合は排卵タイミングが既に考慮されています。周期が不規則な場合は、妊娠初期の超音波検査が妊娠週数を確定する最も信頼できる方法です。
出産予定日の精度はどのくらいですか?
予定日はあくまで推算です。予定日ちょうどに生まれる赤ちゃんは約 5 % で、約 80 % は予定日の前後 2 週間以内に生まれます。精度は月経周期の規則性や LMP・受精日の正確さによって左右されます。超音波検査(特に妊娠初期の頭殿長測定)は LMP 法より精度が高いことがあり、担当医・助産師が予定日を修正する場合もあります。
妊娠三半期(トリメスター)とは何ですか?
妊娠期間は 3 つのトリメスターに分けられます。妊娠初期(第 1 三半期)は受精から 13 週まで — 主要臓器が形成される時期です。妊娠中期(第 2 三半期)は 14〜27 週 — 胎児の急速な成長期で、胎動を感じ始めます。妊娠後期(第 3 三半期)は 28 週から出産まで — 体重増加と出産準備が進みます。
妊娠週数はなぜ受精日ではなく最終月経日から数えるのですか?
受精の正確な時点を知ることはほとんどできませんが、最終月経の開始日は記憶・記録に残りやすい客観的な日付です。そのため産科の慣行では LMP を起点として妊娠週数を計算します。排卵・受精は LMP から約 2 週間後のため、在胎 40 週の新生児の実際の受精後週数(胚齢)は約 38 週ということになります。
免責事項
この計算機は参考情報の提供を目的としており、医療上の診断・助言の代替となるものではありません。算出された予定日は月経周期と排卵タイミングに関する標準的な仮定に基づく推算です。個別の妊婦管理については、産婦人科医・助産師などの医療専門家にご相談ください。