ホーム ビジネス 損益分岐点の計算 作成日: 2026年7月20日 21:33 損益分岐点の計算 入力 固定費10,000 ドル1単位あたりの販売単価50 ドル1単位あたりの変動費30 ドル ビジネス 損益分岐点の計算 固定費・変動費・販売単価を入力すると、利益がゼロになる損益分岐点(BEP)の販売数量と売上金額を算出します。貢献利益と貢献利益率もあわせて確認できます。 入力 固定費 ドル 生産量・販売量に関わらず発生するコストです。家賃・リース料、設備の減価償却費、正社員の給与、保険料、ソフトウェアのサブスクリプション費用などが該当します。月次・四半期・年次など、分析対象期間の合計額を入力してください。 1単位あたりの販売単価 ドル 商品やサービスを1単位販売したときに得られる収益です。飲食店であれば平均客単価、小売店であれば1点あたりの販売価格が目安になります。 1単位あたりの変動費 ドル 生産・販売量に比例して増減するコストです。原材料費、包材費、決済手数料、販売員の歩合給などが該当します。販売単価を下回る必要があります。 結果 値を入力すると計算結果が表示されます。 損益分岐点(販売数量) 固定費 ÷ 貢献利益。総売上が総コストに等しくなる販売数量です。小数点以下は実務上は切り上げて運用してください。 詳細 損益分岐点(売上金額) ドル 固定費 ÷ 貢献利益率。利益もなく損失もない状態となる売上高です。複数品目を扱う場合や「何個」より「いくら売るか」で管理するビジネスに有用です。 貢献利益(1単位あたり) ドル 販売単価 − 変動費。1単位を売るたびに固定費の回収と利益の積み上げに貢献する金額です。損益分岐点はこの金額が大きいほど早く到達できます。 貢献利益率 % 貢献利益 ÷ 販売単価。売上1円のうち、変動費を差し引いて手元に残る割合です。貢献利益率が40%なら、売上1円につき40銭が固定費の回収と利益に充てられます。 共有 レポートを印刷 リセット 埋め込み この計算機を埋め込む プレビュー このコードをページに貼り付けると計算機を表示できます。 コードをコピー この計算を共有 このリンクを開くと、入力した値がそのまま表示されます。 リンクをコピー 共有する XFacebookLINE メール 最終更新: 2026-05-13 損益分岐点とは何か 損益分岐点(BEP: Break-Even Point)とは、売上が総コストにちょうど等しくなり、利益も損失もゼロになる地点のことです。ここを境に、それ以上販売すれば利益が積み上がり、下回れば損失が続きます。本計算機では、固定費・変動費・販売単価の3つを入力するだけで、損益分岐点の販売数量と売上金額を算出できます。 基本的な考え方 損益分岐点の計算を理解するうえで、まず2つのコスト概念を区別する必要があります。 固定費(FC)は、販売量に関わらず必ず発生するコストです。飲食店であれば店舗の家賃、調理設備のリース料、正社員のシフト給与、火災保険料などがこれに当たります。月に100食売っても200食売っても、家賃は変わりません。 変動費(VC)は、1単位を生産・販売するたびに増加するコストです。飲食店では食材費、消耗品、食器の破損リスク分などが該当します。100食提供するより200食提供するほうが、単純に2倍の食材費がかかります。 貢献利益が損益分岐点を決める 損益分岐点の鍵を握るのが貢献利益(Contribution Margin)です。 貢献利益=販売単価−変動費(1単位あたり)\text{貢献利益} = \text{販売単価} - \text{変動費(1単位あたり)}貢献利益=販売単価−変動費(1単位あたり) たとえば、1食あたりの平均客単価が1,500円で、食材費など変動費が900円であれば、貢献利益は600円です。この600円が1食を売るたびに「固定費の回収用プール」に積み上がっていきます。 損益分岐点(数量)=固定費貢献利益\text{損益分岐点(数量)} = \frac{\text{固定費}}{\text{貢献利益}}損益分岐点(数量)=貢献利益固定費 月次固定費が120万円のカフェを例にすると、損益分岐点は 1,200,000 ÷ 600 = 2,000食 です。月に2,001食目からが純利益になります。 貢献利益率と売上ベースの管理 複数の商品を扱う場合、個数より「いくら売れば黒字か」を把握するほうが便利なことがあります。 貢献利益率(CMR)=貢献利益販売単価\text{貢献利益率(CMR)} = \frac{\text{貢献利益}}{\text{販売単価}}貢献利益率(CMR)=販売単価貢献利益 損益分岐点(売上金額)=固定費貢献利益率\text{損益分岐点(売上金額)} = \frac{\text{固定費}}{\text{貢献利益率}}損益分岐点(売上金額)=貢献利益率固定費 上記の例では CMR = 600 ÷ 1,500 = 40%、損益分岐点の売上金額は 1,200,000 ÷ 0.40 = 300万円となります。月の売上が300万円を超えたら黒字転換します。 感度分析 各入力値の変化が損益分岐点に与える影響は、いずれも一定の規則に従います。 固定費の増加:固定費が10%増えると、損益分岐点の数量も10%増えます。両者の関係は線形です。 変動費の増加:仕入れ値の上昇などで変動費が増えると貢献利益が縮み、同じ固定費を回収するのに必要な販売数量が増えます。 販売単価の引き上げ:値上げによって貢献利益が増えると、損益分岐点は下がります。損益改善の効果は固定費削減より大きい場合がありますが、需要の減少を伴うこともあります。 業種別の活用例 飲食・小売では席数や在庫の上限が実質的な販売量の上限を決めます。損益分岐点の数量が達成可能な最大数に近い場合、高利益商品の強化や固定費の見直しが検討対象になります。 複数品目を扱うビジネスでは商品群ごとに利益率が大きく異なります。主力商品ごとに損益分岐点を算出すると、構成比の違いが収益に与える影響を把握できます。 サービス業(コンサルティング、個人指導、各種施術など)では、1件あたりの料金が販売単価に相当します。外注費・材料費が少なく変動費が小さいぶん、貢献利益率が高くなりやすく、少ない件数でも損益分岐点を超えられることがあります。 この計算機が前提としていること 本計算機は単一品目・一定単価・一定変動費を前提とした最もシンプルなモデルです。以下の点には注意が必要です。 複数品目がある場合は加重平均貢献利益率が必要です。主力商品の比率が変わると損益分岐点も変わります。 消費税・法人税は含みません。税効果を考慮する場合は、税引後の実効コストで再計算してください。 生産能力の上限(席数、スタッフ数、設備能力)は考慮していません。損益分岐点を超えても供給できる体制があることを確認してください。 損益分岐点は「最低限いくら売ればよいか」のベースラインです。実際の目標利益を設定し、損益分岐点の数量・売上に必要利益を乗せた「目標販売量」を合わせて計算することで、事業計画の精度が上がります。 よくある質問 (FAQ)損益分岐点の「販売数量」と「売上金額」はどう違いますか?販売数量は「何個売れば黒字になるか」、売上金額は「いくら売れば黒字になるか」を示します。両者は販売単価でつながっており、「売上金額 = 販売数量 × 販売単価」の関係があります。複数品目を扱う店舗や、個数より売上高で管理する業態では、売上金額のほうが実務的に扱いやすい場合があります。 貢献利益がなぜ重要なのですか?貢献利益は収益性を左右する中核指標です。貢献利益率が高いほど固定費の回収が早く、損益分岐点を超えたあとの利益の伸びも大きくなります。逆に率が低い場合は、多量の販売数量が必要です。 販売単価の引き上げや変動費の削減で貢献利益率を改善すると、固定費を削るより効率よく損益分岐点を下げられます。 固定費と変動費の判断基準は何ですか?判断基準は「1個多く生産・販売するとこのコストは増えるか」という問いです。増えるなら変動費、変わらないなら固定費に分類します。 店舗の家賃は固定費、食材費は変動費、正社員の月給は固定費、業務委託費(出来高払い)は変動費です。基本料金+従量課金の光熱費など混合型のコストは、固定部分を固定費に、従量部分を変動費に振り分けて概算します。 免責事項 本計算機は、単一品目・一定の販売単価と変動費を前提としています。複数品目を扱う場合は加重平均貢献利益率が必要です。税効果、減価償却の方法、生産能力の制約は考慮していません。 次のおすすめ 投資収益率(ROI)・年平均成長率(CAGR)の計算 投資金額の変化を、累計の収益率(単純ROI)と年率換算(CAGR)の二つの指標で同時に把握できます。直線と複利曲線を並べて描画するため、同じ「+50%」でも保有期間によって年率がまったく異なることが視覚的にわかります。 詳しく解説パーセント変化(変化率)の計算 旧値と新値から変化率・絶対差・倍率を一度に計算。入力がパーセント値(金利・シェア等)のときは絶対差を「pp」で表示し、混同されやすい「%」と「pp」の違いを明示。 詳しく解説割引計算(重ねがけ対応) 「30%OFF+さらに20%OFF」は50%OFFではなく44%OFF。重ねがけ後の最終価格と、同じ合計率を1回で適用した場合の価格を並べて比較します。 詳しく解説 200+ ツール · 10 言語対応 · 完全無料 事業指標の他の計算 ARPU(ユーザー当たり平均収益)の計算CAC回収期間の計算MRR 成長率の計算MRR・ARR 換算ツールRule of 40(40%ルール)の計算損益分岐点の計算 +13 more Show less SaaSマジックナンバーの計算スタートアップのランウェイ計算ツールチャーンレートの計算ネット売上継続率(NRR)の計算バーンレートの計算運転資本の計算顧客獲得コスト(CAC)の計算顧客生涯価値(LTV)とCACの比率の計算顧客生涯価値(LTV)の計算在庫回転率の計算純利益率の計算粗利率・マークアップ計算ツール損益分岐点販売数量の計算 ビジネスの他のカテゴリ マーケティング CPM・CPC・CTR 計算ツールNPS計算ツールROASの計算コンバージョン率の計算マーケティングROIの計算プロジェクト管理 経済的発注量(EOQ)の計算投資回収期間の計算営業 マークアップ・マージン計算ツール営業歩合の計算 この計算機は役に立ちましたか? 役に立った 改善が必要 改善が必要 どのような点が改善されると良いですか? フィードバックを送信 Powered by OneCalc ↗
最終更新: 2026-05-13 損益分岐点とは何か 損益分岐点(BEP: Break-Even Point)とは、売上が総コストにちょうど等しくなり、利益も損失もゼロになる地点のことです。ここを境に、それ以上販売すれば利益が積み上がり、下回れば損失が続きます。本計算機では、固定費・変動費・販売単価の3つを入力するだけで、損益分岐点の販売数量と売上金額を算出できます。 基本的な考え方 損益分岐点の計算を理解するうえで、まず2つのコスト概念を区別する必要があります。 固定費(FC)は、販売量に関わらず必ず発生するコストです。飲食店であれば店舗の家賃、調理設備のリース料、正社員のシフト給与、火災保険料などがこれに当たります。月に100食売っても200食売っても、家賃は変わりません。 変動費(VC)は、1単位を生産・販売するたびに増加するコストです。飲食店では食材費、消耗品、食器の破損リスク分などが該当します。100食提供するより200食提供するほうが、単純に2倍の食材費がかかります。 貢献利益が損益分岐点を決める 損益分岐点の鍵を握るのが貢献利益(Contribution Margin)です。 貢献利益=販売単価−変動費(1単位あたり)\text{貢献利益} = \text{販売単価} - \text{変動費(1単位あたり)}貢献利益=販売単価−変動費(1単位あたり) たとえば、1食あたりの平均客単価が1,500円で、食材費など変動費が900円であれば、貢献利益は600円です。この600円が1食を売るたびに「固定費の回収用プール」に積み上がっていきます。 損益分岐点(数量)=固定費貢献利益\text{損益分岐点(数量)} = \frac{\text{固定費}}{\text{貢献利益}}損益分岐点(数量)=貢献利益固定費 月次固定費が120万円のカフェを例にすると、損益分岐点は 1,200,000 ÷ 600 = 2,000食 です。月に2,001食目からが純利益になります。 貢献利益率と売上ベースの管理 複数の商品を扱う場合、個数より「いくら売れば黒字か」を把握するほうが便利なことがあります。 貢献利益率(CMR)=貢献利益販売単価\text{貢献利益率(CMR)} = \frac{\text{貢献利益}}{\text{販売単価}}貢献利益率(CMR)=販売単価貢献利益 損益分岐点(売上金額)=固定費貢献利益率\text{損益分岐点(売上金額)} = \frac{\text{固定費}}{\text{貢献利益率}}損益分岐点(売上金額)=貢献利益率固定費 上記の例では CMR = 600 ÷ 1,500 = 40%、損益分岐点の売上金額は 1,200,000 ÷ 0.40 = 300万円となります。月の売上が300万円を超えたら黒字転換します。 感度分析 各入力値の変化が損益分岐点に与える影響は、いずれも一定の規則に従います。 固定費の増加:固定費が10%増えると、損益分岐点の数量も10%増えます。両者の関係は線形です。 変動費の増加:仕入れ値の上昇などで変動費が増えると貢献利益が縮み、同じ固定費を回収するのに必要な販売数量が増えます。 販売単価の引き上げ:値上げによって貢献利益が増えると、損益分岐点は下がります。損益改善の効果は固定費削減より大きい場合がありますが、需要の減少を伴うこともあります。 業種別の活用例 飲食・小売では席数や在庫の上限が実質的な販売量の上限を決めます。損益分岐点の数量が達成可能な最大数に近い場合、高利益商品の強化や固定費の見直しが検討対象になります。 複数品目を扱うビジネスでは商品群ごとに利益率が大きく異なります。主力商品ごとに損益分岐点を算出すると、構成比の違いが収益に与える影響を把握できます。 サービス業(コンサルティング、個人指導、各種施術など)では、1件あたりの料金が販売単価に相当します。外注費・材料費が少なく変動費が小さいぶん、貢献利益率が高くなりやすく、少ない件数でも損益分岐点を超えられることがあります。 この計算機が前提としていること 本計算機は単一品目・一定単価・一定変動費を前提とした最もシンプルなモデルです。以下の点には注意が必要です。 複数品目がある場合は加重平均貢献利益率が必要です。主力商品の比率が変わると損益分岐点も変わります。 消費税・法人税は含みません。税効果を考慮する場合は、税引後の実効コストで再計算してください。 生産能力の上限(席数、スタッフ数、設備能力)は考慮していません。損益分岐点を超えても供給できる体制があることを確認してください。 損益分岐点は「最低限いくら売ればよいか」のベースラインです。実際の目標利益を設定し、損益分岐点の数量・売上に必要利益を乗せた「目標販売量」を合わせて計算することで、事業計画の精度が上がります。 よくある質問 (FAQ)損益分岐点の「販売数量」と「売上金額」はどう違いますか?販売数量は「何個売れば黒字になるか」、売上金額は「いくら売れば黒字になるか」を示します。両者は販売単価でつながっており、「売上金額 = 販売数量 × 販売単価」の関係があります。複数品目を扱う店舗や、個数より売上高で管理する業態では、売上金額のほうが実務的に扱いやすい場合があります。 貢献利益がなぜ重要なのですか?貢献利益は収益性を左右する中核指標です。貢献利益率が高いほど固定費の回収が早く、損益分岐点を超えたあとの利益の伸びも大きくなります。逆に率が低い場合は、多量の販売数量が必要です。 販売単価の引き上げや変動費の削減で貢献利益率を改善すると、固定費を削るより効率よく損益分岐点を下げられます。 固定費と変動費の判断基準は何ですか?判断基準は「1個多く生産・販売するとこのコストは増えるか」という問いです。増えるなら変動費、変わらないなら固定費に分類します。 店舗の家賃は固定費、食材費は変動費、正社員の月給は固定費、業務委託費(出来高払い)は変動費です。基本料金+従量課金の光熱費など混合型のコストは、固定部分を固定費に、従量部分を変動費に振り分けて概算します。 免責事項 本計算機は、単一品目・一定の販売単価と変動費を前提としています。複数品目を扱う場合は加重平均貢献利益率が必要です。税効果、減価償却の方法、生産能力の制約は考慮していません。