ホーム 化学・生物 ドルトンの分圧の法則 計算機 作成日: 2026年6月17日 17:24 ドルトンの分圧の法則 計算機 入力 求める量分圧を求めるモル分率0.21全圧1 atm分圧0.21 atm 化学・生物 ドルトンの分圧の法則 計算機 ドルトンの法則を混合気体に適用します。ある成分のモル分率と全圧からその分圧を求めたり、測定した分圧からモル分率を逆算したり、混合気体の全圧を求めたりできます。 求める量 分圧を求める モル分率を求める 全圧を求める 入力 モル分率 0 – 1 成分のモル分率 x で、その気体のモル数を混合気体中の全モル数で割った値です。無次元で 0 から 1 のあいだの値をとります。乾燥空気は酸素がおよそ 0.21、窒素がおよそ 0.78 です。 全圧 atm 混合気体の全圧で、すべての成分の分圧の和に等しくなります。海面では大気はおよそ 1 atm です。 結果 値を入力すると計算結果が表示されます。 分圧 atm Pᵢ = x × P_total から計算した分圧です。選んだ成分が全圧に寄与する分にあたります。 共有 レポートを印刷 リセット 埋め込み この計算機を埋め込む プレビュー このコードをページに貼り付けると計算機を表示できます。 コードをコピー この計算を共有 このリンクを開くと、入力した値がそのまま表示されます。 リンクをコピー 共有する XFacebookLINE メール 最終更新: 2026-06-16 ドルトンの法則を理解する 反応しない気体の混合物では、各成分は他の成分が存在しないかのように容器の壁を押します。ドルトンの法則は、それぞれの寄与を足し合わせます。 Ptotal=P1+P2+P3+⋯P_{total} = P_1 + P_2 + P_3 + \cdotsPtotal=P1+P2+P3+⋯ ある成分が寄与する圧力を、その成分の分圧といいます。一定の温度・体積では圧力がモル数に比例するため、ある成分の分圧は、単純にそのモル分率と全圧の積になります。 Pi=xi PtotalP_i = x_i \, P_{total}Pi=xiPtotal 記号量単位P_total全圧atmPᵢ成分 i の分圧atmxᵢ成分 i のモル分率無次元 モル分率 xix_i は、ある成分のモル数を混合気体中の全モル数で割った値なので、どのモル分率も 0 から 1 のあいだにあり、その和は 1 になります。 計算例 海面の乾燥空気は全圧がおよそ 1 atm で、モル比でおよそ 21% が酸素なので、酸素のモル分率は x=0.21x = 0.21 です。その分圧は次のとおりです。 Pi=x Ptotal=0.21×1=0.21 atmP_i = x \, P_{total} = 0.21 \times 1 = 0.21\ \text{atm}Pi=xPtotal=0.21×1=0.21 atm 次に法則を逆向きに使います。分圧が 0.5 atm と測定され、モル分率が 0.25 と分かっている気体は、全圧が次の混合気体に属します。 Ptotal=Pix=0.50.25=2.0 atmP_{total} = \frac{P_i}{x} = \frac{0.5}{0.25} = 2.0\ \text{atm}Ptotal=xPi=0.250.5=2.0 atm 圧力から組成を読み取る Pi=xiPtotalP_i = x_i P_{total} を変形すると xi=Pi/Ptotalx_i = P_i / P_{total} となるため、ある成分の分圧と全圧の比はそのままモル分率になります。したがって分圧を測定することは、何も秤量せずに組成を直接測定することにあたります。 成分モル分率1 atm における分圧窒素0.780.78 atm酸素0.210.21 atmアルゴン + 微量成分0.010.01 atm 最後の列の分圧を足し合わせると全圧の 1 atm に戻ります。これがドルトンの法則を言い換えたものです。 なぜ気体は独立にふるまうのか この法則が成り立つのは、理想気体では分子どうしが十分に離れていて、衝突と衝突のあいだは互いを無視するからです。各成分は全体積を満たし、自身の分子数だけで決まる頻度で壁に衝突するため、その圧力は同じ空間を共有する他の気体ではなく、自身のモル数だけに依存します。この前提は通常の圧力ではよく成り立ちますが、高圧や低温では分子が相互作用するほど近づき、単純な和が少しずつずれ始めます。 よくある質問 (FAQ)ドルトンの分圧の法則とは何ですか。ドルトンの法則は、反応しない気体の混合物の全圧が各成分の分圧の和に等しいことを示します。P_total = P₁ + P₂ + P₃ + … です。各気体は独立にふるまい、その気体が単独で容器を占めたときの圧力を示します。一定の温度・体積では圧力がモル数に比例するため、ある成分の分圧はそのモル分率と全圧の積でもあります。Pᵢ = xᵢ × P_total です。 分圧とは何ですか。混合気体中のある気体の分圧とは、その気体が同じ温度で単独で全体積を満たしたときに示す圧力です。1 atm の空気の試料では、酸素がおよそ 0.21 atm、窒素がおよそ 0.78 atm を寄与し、これらの分圧の和が混合気体全体について測定される 1 atm になります。呼吸や液体への溶解といった過程で気体の交換を駆動するのは、濃度ではなく分圧です。 分圧はモル分率とどのように関係しますか。理想気体の混合物では、ある成分の分圧はそのモル分率と全圧の積です。Pᵢ = xᵢ × P_total です。モル分率 xᵢ はその成分のモル数を存在する全モル数で割った値なので、常に 0 から 1 のあいだにあり、すべての成分のモル分率の和は 1 になります。変形すると xᵢ = Pᵢ / P_total となり、測定した圧力から組成を直接読み取れます。 計算例を示してもらえますか。1 atm の乾燥空気がモル比で 21% の酸素を含むとすると x = 0.21 です。その分圧は Pᵢ = x × P_total = 0.21 × 1 atm = 0.21 atm です。逆向きに考えると、分圧が 0.5 atm でモル分率が 0.25 の気体は、全圧 P_total = Pᵢ / x = 0.5 / 0.25 = 2 atm の混合気体に属します。同じ関係は、どの圧力単位を選んでも成り立ちます。 次のおすすめ 理想気体の状態方程式 PV = nRT を圧力・体積・物質量・温度について解く。3 つの量を入力すると残り 1 つを求めます。単位は atm・kPa・L・mol・°C に対応。 詳しく解説ボイル・シャルルの法則 P₁V₁/T₁ = P₂V₂/T₂ を任意の圧力・体積・温度について解く。一定量の気体の 2 つの状態について、既知の値を入力します。 詳しく解説グレアムの噴散の法則 計算機 グレアムの噴散の法則を適用します。気体が小さな穴から漏れ出す速さは、そのモル質量の平方根に反比例します。2 種類の気体の噴散速度の比を求めたり、測定した速度比から未知のモル質量を割り出したりできます。 詳しく解説 200+ ツール · 10 言語対応 · 完全無料 すべてのツールの他の計算 グレアムの噴散の法則 計算機ドルトンの分圧の法則 計算機ファラデーの電気分解の法則 計算機ファンデルワールスの状態方程式計算機ボイル・シャルルの法則リュードベリの式 計算機 +9 more Show less 一次反応の積分形速度式の計算気体の密度の計算形式電荷の計算二次反応の積分形速度式の計算半減期の計算不飽和度の計算平均反応速度の計算理想気体の状態方程式零次反応の積分形速度式の計算 化学・生物の他のカテゴリ 化学量論 アトムエコノミーの計算モル計算質量パーセント組成の計算収率の計算滴定の計算平均原子量計算機理論収量の計算溶液 Ka から pKa への変換pH の計算ppm 濃度の計算ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式モル濃度の計算ラウールの法則による計算ランベルト・ベールの法則 計算機希釈の計算規定度計算機質量パーセント濃度の計算質量モル濃度の計算浸透圧の計算電離度(電離百分率)計算機溶解度積(Ksp)計算機熱力学 アレニウス式による計算ギブズ自由エネルギーの計算クラウジウス・クラペイロンの式 計算機ネルンスト方程式による計算ファントホッフの式の計算起電力からのギブズ自由エネルギーの計算起電力からの平衡定数の計算凝固点降下の計算反応エンタルピー(熱量測定)計算機標準起電力の計算沸点上昇の計算平衡定数の計算 この計算機は役に立ちましたか? 役に立った 改善が必要 改善が必要 どのような点が改善されると良いですか? フィードバックを送信 Powered by OneCalc ↗
最終更新: 2026-06-16 ドルトンの法則を理解する 反応しない気体の混合物では、各成分は他の成分が存在しないかのように容器の壁を押します。ドルトンの法則は、それぞれの寄与を足し合わせます。 Ptotal=P1+P2+P3+⋯P_{total} = P_1 + P_2 + P_3 + \cdotsPtotal=P1+P2+P3+⋯ ある成分が寄与する圧力を、その成分の分圧といいます。一定の温度・体積では圧力がモル数に比例するため、ある成分の分圧は、単純にそのモル分率と全圧の積になります。 Pi=xi PtotalP_i = x_i \, P_{total}Pi=xiPtotal 記号量単位P_total全圧atmPᵢ成分 i の分圧atmxᵢ成分 i のモル分率無次元 モル分率 xix_i は、ある成分のモル数を混合気体中の全モル数で割った値なので、どのモル分率も 0 から 1 のあいだにあり、その和は 1 になります。 計算例 海面の乾燥空気は全圧がおよそ 1 atm で、モル比でおよそ 21% が酸素なので、酸素のモル分率は x=0.21x = 0.21 です。その分圧は次のとおりです。 Pi=x Ptotal=0.21×1=0.21 atmP_i = x \, P_{total} = 0.21 \times 1 = 0.21\ \text{atm}Pi=xPtotal=0.21×1=0.21 atm 次に法則を逆向きに使います。分圧が 0.5 atm と測定され、モル分率が 0.25 と分かっている気体は、全圧が次の混合気体に属します。 Ptotal=Pix=0.50.25=2.0 atmP_{total} = \frac{P_i}{x} = \frac{0.5}{0.25} = 2.0\ \text{atm}Ptotal=xPi=0.250.5=2.0 atm 圧力から組成を読み取る Pi=xiPtotalP_i = x_i P_{total} を変形すると xi=Pi/Ptotalx_i = P_i / P_{total} となるため、ある成分の分圧と全圧の比はそのままモル分率になります。したがって分圧を測定することは、何も秤量せずに組成を直接測定することにあたります。 成分モル分率1 atm における分圧窒素0.780.78 atm酸素0.210.21 atmアルゴン + 微量成分0.010.01 atm 最後の列の分圧を足し合わせると全圧の 1 atm に戻ります。これがドルトンの法則を言い換えたものです。 なぜ気体は独立にふるまうのか この法則が成り立つのは、理想気体では分子どうしが十分に離れていて、衝突と衝突のあいだは互いを無視するからです。各成分は全体積を満たし、自身の分子数だけで決まる頻度で壁に衝突するため、その圧力は同じ空間を共有する他の気体ではなく、自身のモル数だけに依存します。この前提は通常の圧力ではよく成り立ちますが、高圧や低温では分子が相互作用するほど近づき、単純な和が少しずつずれ始めます。 よくある質問 (FAQ)ドルトンの分圧の法則とは何ですか。ドルトンの法則は、反応しない気体の混合物の全圧が各成分の分圧の和に等しいことを示します。P_total = P₁ + P₂ + P₃ + … です。各気体は独立にふるまい、その気体が単独で容器を占めたときの圧力を示します。一定の温度・体積では圧力がモル数に比例するため、ある成分の分圧はそのモル分率と全圧の積でもあります。Pᵢ = xᵢ × P_total です。 分圧とは何ですか。混合気体中のある気体の分圧とは、その気体が同じ温度で単独で全体積を満たしたときに示す圧力です。1 atm の空気の試料では、酸素がおよそ 0.21 atm、窒素がおよそ 0.78 atm を寄与し、これらの分圧の和が混合気体全体について測定される 1 atm になります。呼吸や液体への溶解といった過程で気体の交換を駆動するのは、濃度ではなく分圧です。 分圧はモル分率とどのように関係しますか。理想気体の混合物では、ある成分の分圧はそのモル分率と全圧の積です。Pᵢ = xᵢ × P_total です。モル分率 xᵢ はその成分のモル数を存在する全モル数で割った値なので、常に 0 から 1 のあいだにあり、すべての成分のモル分率の和は 1 になります。変形すると xᵢ = Pᵢ / P_total となり、測定した圧力から組成を直接読み取れます。 計算例を示してもらえますか。1 atm の乾燥空気がモル比で 21% の酸素を含むとすると x = 0.21 です。その分圧は Pᵢ = x × P_total = 0.21 × 1 atm = 0.21 atm です。逆向きに考えると、分圧が 0.5 atm でモル分率が 0.25 の気体は、全圧 P_total = Pᵢ / x = 0.5 / 0.25 = 2 atm の混合気体に属します。同じ関係は、どの圧力単位を選んでも成り立ちます。