希釈の式は C₁V₁ = C₂V₂ です。C₁・V₁ は濃い原液の濃度と体積、C₂・V₂ は希釈後の濃度と体積を表します。積 C × V は溶質の物質量に等しく、純粋な溶媒を加えても溶質の量は変わらないため、両辺の積は等しくなります。式を変形すると V₁ = (C₂ × V₂) ÷ C₁ となり、取り分けるべき原液の体積が求まります。
原液を目標濃度まで希釈するにはどうしますか
1 M の原液から 0.1 M の溶液を 1 L つくる場合を考えます。V₁ = (C₂ × V₂) ÷ C₁ = (0.1 × 1) ÷ 1 = 0.1 L = 100 mL です。つまり 1 M 原液を 100 mL 量り取り、最終体積が 1 L になるまで溶媒を加えます(溶媒は 900 mL 加わります)。混合で全体の体積がわずかに変わることがあるため、計算した溶媒量を単に加えるのではなく、最終体積の標線まで合わせます。