ホーム 化学・生物 限定反応物の計算 作成日: 2026年7月20日 21:33 限定反応物の計算 入力 Aの質量10 gAのモル質量2.016 g/molAの係数1Bの質量64 gBのモル質量32 g/molBの係数1 化学・生物 限定反応物の計算 2種類の反応物の質量・モル質量・化学反応式の係数から、先に消費される限定反応物を求めます。どちらが限定反応物か、過剰反応物がどれだけ残るかを算出します。 メートル法 入力 Aの質量 g 反応に用いる反応物Aの質量。 Aのモル質量 g/mol 反応物Aのモル質量。構成原子の原子量の総和。 Aの係数 化学反応式におけるAの係数。2H₂ + O₂ → 2H₂O では H₂ の係数は2。 Bの質量 g 反応に用いる反応物Bの質量。 Bのモル質量 g/mol 反応物Bのモル質量。構成原子の原子量の総和。 Bの係数 化学反応式におけるBの係数。2H₂ + O₂ → 2H₂O では O₂ の係数は1。 結果 値を入力すると計算結果が表示されます。 詳細 過剰分の残量 g 限定反応物が完全に消費された後に残る、過剰反応物の質量。 Aの物質量 mol 反応物Aの物質量。Aの質量 ÷ Aのモル質量。 Bの物質量 mol 反応物Bの物質量。Bの質量 ÷ Bのモル質量。 共有 レポートを印刷 リセット 埋め込み この計算機を埋め込む プレビュー このコードをページに貼り付けると計算機を表示できます。 コードをコピー この計算を共有 このリンクを開くと、入力した値がそのまま表示されます。 リンクをコピー 共有する XFacebookLINE メール 最終更新: 2026-06-30 限定反応物とは 2種類の反応物を混ぜたとき、化学反応式が要求する比のとおりに過不足なく用意されていることはまれです。一方が先に尽き、それ以降は反応が進まなくなります。この先に消費される反応物が限定反応物であり、生成物の量の上限を決めます。残ったもう一方の反応物は過剰分です。 モル比による判定 質量どうしを直接比べてはいけません。原子はグラム比ではなくモル比で反応するためです。手順は3段階です。 各反応物の質量をモル質量で割り、物質量に換算する。 求めた物質量を化学反応式の係数で割る。 比が小さいほうが限定反応物。 nAa=mA/MAavsnBb=mB/MBb\frac{n_A}{a} = \frac{m_A / M_A}{a} \qquad\text{vs}\qquad \frac{n_B}{b} = \frac{m_B / M_B}{b}anA=amA/MAvsbnB=bmB/MB 記号量単位m₍A₎反応物Aの質量gM₍A₎Aのモル質量g/molaAの係数—n₍A₎Aの物質量mol 計算例 2H₂ + O₂ → 2H₂O で、H₂ 10 g と O₂ 64 g を混ぜます。 H₂ の物質量:10 ÷ 2.016 = 4.96 mol、比 = 4.96 ÷ 2 = 2.48 O₂ の物質量:64 ÷ 32 = 2.00 mol、比 = 2.00 ÷ 1 = 2.00 O₂ の比が小さいため、O₂ が限定反応物。 過剰分の残量 限定反応物が決まると、反応はそれが許す範囲まで進みます。消費される過剰反応物の物質量は、限定反応物の比に過剰側の係数を掛けた値です。上の例では反応の進行度が2.00なので、消費される H₂ は 2.00 × 2 = 4.00 mol。初めの 4.96 mol から差し引くと H₂ は 0.96 mol、すなわち約1.94 g が未反応で残ります。 代表的な反応 反応係数注記2H₂ + O₂ → 2H₂O2, 1H₂÷2 と O₂÷1 を比較N₂ + 3H₂ → 2NH₃1, 3係数3のため H₂ が限定になりやすい2Al + 3Cl₂ → 2AlCl₃2, 3それぞれ自身の係数で割る 限定反応物から収量へ 限定反応物は生成物の上限を決めるため、理論収量の計算では常にその基準になります。まず限定反応物を求め、そこから理論収量を計算し、実際に回収できた生成物と比べて収率を算出します。 よくある質問 (FAQ)限定反応物とは何ですか限定反応物(限定反応剤)とは、反応の途中で最初に使い切られる反応物を指します。これが尽きた時点で反応は止まり、生成物の量の上限が決まります。もう一方の反応物は過剰分として残ります。理論収量はすべて限定反応物を基準に計算されます。 限定反応物はどのように求めますか各反応物の質量をモル質量で割って物質量を求め、その値を化学反応式の係数で割ります。比が小さいほうが限定反応物です。たとえば H₂ 10 g(5.0 mol、係数2 → 比2.5)と O₂ 64 g(2.0 mol、係数1 → 比2.0)では、O₂ の比が小さいため O₂ が限定反応物になります。 過剰反応物はどれだけ残りますか限定反応物が決まると、反応はその量で定まる範囲まで進みます。消費される過剰反応物の物質量は、限定反応物の比に過剰側の係数を掛けた値です。初めの物質量から消費分を引き、モル質量を掛けると残量が求まります。 限定反応物と収量はどう関係しますか限定反応物は理論収量、すなわち生成しうる生成物の最大量を決めます。この結果を理論収量の計算に用い、実際に得られた生成物と比べることで収率が求まります。 次のおすすめ 理論収量の計算 限定反応物の質量・モル質量・化学反応式から導いたモル比をもとに、反応の理論収量を計算します。 詳しく解説収率の計算 実収量と理論収量から収率を計算する。いずれかの収量を逆算することもできます。収率 =(実収量 ÷ 理論収量)× 100。 詳しく解説モル計算 n = m ÷ M で質量・物質量・モル質量を相互に換算する。グラムからモル、モルからグラム、モル質量を求め、粒子の数も算出します。 詳しく解説 200+ ツール · 10 言語対応 · 完全無料 化学量論の他の計算 アトムエコノミーの計算モル計算気体の化学量論 計算ツール限定反応物の計算質量から質量への化学量論計算質量パーセント組成の計算 +5 more Show less 実験式(組成式)計算ツール収率の計算滴定の計算平均原子量の計算理論収量の計算 化学・生物の他のカテゴリ 溶液 Ka から pKa への変換pH の計算pH・pOH 換算ツールppb濃度計算ツールppm 濃度の計算ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式ヘンリーの法則モル濃度・質量モル濃度 換算ツールモル濃度の計算モル分率の計算ラウールの法則による計算ランベルト・ベールの法則の計算緩衝能(バッファー容量)計算ツール希釈の計算規定度の計算強酸・強塩基の pH 計算凝固点降下からのモル質量計算質量パーセント濃度の計算質量モル濃度の計算浸透圧の計算段階希釈ツール中和計算ツール電離度(電離百分率)の計算溶解度積(Ksp)の計算熱力学 アレニウス式による計算ギブズ自由エネルギーの計算クラウジウス・クラペイロンの式の計算ネルンスト方程式による計算ファントホッフの式の計算ヘスの法則・反応エンタルピー計算起電力からのギブズ自由エネルギーの計算起電力からの平衡定数の計算凝固点降下の計算結合エネルギーから反応エンタルピーを計算反応エンタルピー(熱量測定)の計算反応商 Q 計算ツール比熱・熱量計算ツール(q = mcΔT)標準起電力の計算沸点上昇の計算平衡定数の計算すべてのツール アボガドロの法則グレアムの噴散の法則の計算ゲイ=リュサックの法則の計算シャルルの法則ドルトンの分圧の法則の計算ファラデーの電気分解の法則の計算ファンデルワールスの状態方程式の計算ボイル・シャルルの法則ボイルの法則 計算ツールリュードベリの式の計算一次反応の積分形速度式の計算気体のモル体積計算ツール気体の密度の計算形式電荷の計算誤差率(パーセント誤差)計算ツール(化学)電子配置の計算二次反応の積分形速度式の計算半減期の計算反応速度式(反応次数・速度定数)計算不飽和度の計算平均反応速度の計算理想気体の状態方程式零次反応の積分形速度式の計算 この計算機は役に立ちましたか? 役に立った 改善が必要 改善が必要 どのような点が改善されると良いですか? フィードバックを送信 Powered by OneCalc ↗
最終更新: 2026-06-30 限定反応物とは 2種類の反応物を混ぜたとき、化学反応式が要求する比のとおりに過不足なく用意されていることはまれです。一方が先に尽き、それ以降は反応が進まなくなります。この先に消費される反応物が限定反応物であり、生成物の量の上限を決めます。残ったもう一方の反応物は過剰分です。 モル比による判定 質量どうしを直接比べてはいけません。原子はグラム比ではなくモル比で反応するためです。手順は3段階です。 各反応物の質量をモル質量で割り、物質量に換算する。 求めた物質量を化学反応式の係数で割る。 比が小さいほうが限定反応物。 nAa=mA/MAavsnBb=mB/MBb\frac{n_A}{a} = \frac{m_A / M_A}{a} \qquad\text{vs}\qquad \frac{n_B}{b} = \frac{m_B / M_B}{b}anA=amA/MAvsbnB=bmB/MB 記号量単位m₍A₎反応物Aの質量gM₍A₎Aのモル質量g/molaAの係数—n₍A₎Aの物質量mol 計算例 2H₂ + O₂ → 2H₂O で、H₂ 10 g と O₂ 64 g を混ぜます。 H₂ の物質量:10 ÷ 2.016 = 4.96 mol、比 = 4.96 ÷ 2 = 2.48 O₂ の物質量:64 ÷ 32 = 2.00 mol、比 = 2.00 ÷ 1 = 2.00 O₂ の比が小さいため、O₂ が限定反応物。 過剰分の残量 限定反応物が決まると、反応はそれが許す範囲まで進みます。消費される過剰反応物の物質量は、限定反応物の比に過剰側の係数を掛けた値です。上の例では反応の進行度が2.00なので、消費される H₂ は 2.00 × 2 = 4.00 mol。初めの 4.96 mol から差し引くと H₂ は 0.96 mol、すなわち約1.94 g が未反応で残ります。 代表的な反応 反応係数注記2H₂ + O₂ → 2H₂O2, 1H₂÷2 と O₂÷1 を比較N₂ + 3H₂ → 2NH₃1, 3係数3のため H₂ が限定になりやすい2Al + 3Cl₂ → 2AlCl₃2, 3それぞれ自身の係数で割る 限定反応物から収量へ 限定反応物は生成物の上限を決めるため、理論収量の計算では常にその基準になります。まず限定反応物を求め、そこから理論収量を計算し、実際に回収できた生成物と比べて収率を算出します。 よくある質問 (FAQ)限定反応物とは何ですか限定反応物(限定反応剤)とは、反応の途中で最初に使い切られる反応物を指します。これが尽きた時点で反応は止まり、生成物の量の上限が決まります。もう一方の反応物は過剰分として残ります。理論収量はすべて限定反応物を基準に計算されます。 限定反応物はどのように求めますか各反応物の質量をモル質量で割って物質量を求め、その値を化学反応式の係数で割ります。比が小さいほうが限定反応物です。たとえば H₂ 10 g(5.0 mol、係数2 → 比2.5)と O₂ 64 g(2.0 mol、係数1 → 比2.0)では、O₂ の比が小さいため O₂ が限定反応物になります。 過剰反応物はどれだけ残りますか限定反応物が決まると、反応はその量で定まる範囲まで進みます。消費される過剰反応物の物質量は、限定反応物の比に過剰側の係数を掛けた値です。初めの物質量から消費分を引き、モル質量を掛けると残量が求まります。 限定反応物と収量はどう関係しますか限定反応物は理論収量、すなわち生成しうる生成物の最大量を決めます。この結果を理論収量の計算に用い、実際に得られた生成物と比べることで収率が求まります。