倍率は対物焦点距離を接眼焦点距離で割った値です:M = f₀/fₑ。たとえば焦点距離 1000 mm の望遠鏡に 10 mm の接眼レンズを使うと 100 倍になります。望遠鏡の焦点距離は固定なので、倍率は接眼レンズを変えて調整します。同じ鏡筒に 25 mm の接眼レンズを付ければ 40 倍になります。
焦点比(F 値)とは何ですか?
焦点比は F 値とも呼ばれ(f/N と書く)、対物焦点距離を口径で割った値です。焦点距離 1000 mm で口径 100 mm の鏡筒は f/10 です。f/4 や f/5 のように焦点比が小さいものは「明るい」と呼ばれ、より明るい像と広い視野を生み、淡い深宇宙天体に適しています。f/10 や f/15 のように焦点比が大きいものは接眼レンズあたりの倍率が高く、月や惑星に優れています。
分解能とは何ですか?
分解能とは望遠鏡が見分けられる最も細かい像のことで、光の波としての性質によって制限されます。ドーズ限界はこれを 116/D 秒角と見積もり、口径 D はミリメートルです。口径 100 mm の望遠鏡は約 1.16 秒角を分解でき、多くの二重星を分離できます。口径が大きいほど細かい像を分解できるため、これが本格的な観測者が大きな鏡を好む主な理由です。