終端速度は、上向きの抗力が下向きの重力とつり合ったときに到達します。二乗則の抗力 ½·ρ·v²·C_d·A を m·g とおいて v について解くと v = √(2mg / (ρ·C_d·A)) が得られます。ここで m は質量、g は重力加速度、ρ は流体密度、C_d は抗力係数、A は正面断面積です。この速度で合力はゼロとなり、物体は一定速度で落下し続けます。
終端速度を大きくしたり小さくしたりするものは何ですか?
終端速度は質量の平方根に比例して増加するため、同じ形状なら重い物体ほど速く落下します。断面積・抗力係数・流体密度が増えると終端速度は下がります。パラシュートが機能するのはまさにこの原理で、面積と抗力係数を大きく増やすことで終端速度を安全な数 m/s まで下げます。すべて平方根の下にあるため、速度を2倍・半分にするには対応する量を4倍・4分の1にする必要があります。
スカイダイバーはどのくらいの速さで落下しますか?
大の字(腹を下)でフリーフォールするスカイダイバーは大きな断面積を持ち、終端速度は約 50〜55 m/s(約 180〜200 km/h)程度です。頭を下にして腕を体に密着させると面積と抗力が減り、終端速度は 90 m/s を超えることもあります。パラシュートが開くと面積と抗力係数が一気に増え、終端速度は安全な約 5 m/s まで下がります。正確な値はダイバーの体重・姿勢・高度(高いほど空気が薄い)によって変わります。