時給・日給・月給・年収の相互換算
入力
| 入力元 | 時給 |
|---|---|
| 月平均労働時間(時間) | 173.8 |
| 1 日の労働時間(時間) | 8 |
| 賞与の入力方法 | 賞与額を直接入力 |
| 年間賞与額(円・直接入力) | 0 円 |
| 賞与(〇 ヶ月分) | 0 |
時給・日給・月給・年収の相互換算
時給・日給・月給・年収のうち 1 つを選んで入力すると、残り 3 つを自動換算。法定 173.8h と一般 160h の両前提で並列表示し、賞与の直接入力・月数指定にも対応。
入力
入力元と数値
前提(月平均労働時間・1日労働時間・賞与)
• 173.8h … 法定(週 40h × 52 週 ÷ 12 = 173.33。実務では 173.8 が広く使われる)
• 160h … 一般(週休 2 日 × 8h × 4 週。求人票で月収提示する企業が暗黙に置く前提)
選んだ値は主たる結果(換算結果セクション)に効きますが、下の並列セクションでは常に 173.8h と 160h の両方を並べて表示します。
結果
値を入力すると計算結果が表示されます。
詳細
173.8h / 160h 並列表示
計算式と注意点
時給・日給・月給・年収を換算する
求人票や雇用契約書では、同じ仕事でも「時給」「日給」「月給」「年俸」とばらばらの形で提示されます。条件を比べるには、同じ単位にそろえる必要があります。このツールは、時給・日給・月給・年収のどれか 1 つを入れると、残りを自動で換算します。
月給を時給に直すときは、1 か月の労働時間をいくつとみなすか と 賞与を年収にどう含めるか で結果が変わります。本ツールは、月平均労働時間・1 日の労働時間・賞与の 3 つを前提として指定でき、賞与は「年間の合計額を入れる」方法(既定)と「基本給の N か月分で指定する」方法の 2 通りに対応します。
月平均労働時間の 2 つの基準
時給と月給を結ぶ係数となる「月の労働時間」には、用途に応じて複数の基準が用いられます。代表的なものが法定ベースの 173.8 時間と、実務でよく使われる 160 時間です。
173.8 時間/月(法定ベース)
労働基準法上、法定労働時間は 週 40 時間(労基法 32 条)。1 年は 52 週なので、月平均は
1240×52=173.33 時間実務では端数とうるう年補正を見込んで 173.8 時間 が広く使われ、最低賃金違反のチェックや時給→月給の換算基準として採用するケースが多い数字です。
160 時間/月(実感ベース)
週休 2 日 × 1 日 8 時間 × 4 週で計算すると 160 時間。月給制で求人を出す企業の多くが暗黙に置いている前提で、求人票の「月給 25 万円」を時給換算する文脈ではこちらの方が体感に近いことが多いです。
前提による時給換算の差
同じ月給でも、月平均労働時間の前提が変われば時給換算の結果は変わります。月給 25 万円を時給に直すと、
| 前提 | 計算 | 時給 |
|---|---|---|
| 法定 173.8h | 250,000 ÷ 173.8 | 1,438 円 |
| 一般 160h | 250,000 ÷ 160 | 1,562 円 |
差額は約 9%。ツールの並列表示セクションは、この食い違いを「同じ時給を 173.8h と 160h で月給換算したらいくらか」という形で常に並べて見せます。
本ツールが使う計算式
時給を起点とした順方向の式。
| 項目 | 式 |
|---|---|
| 日給 | 時給 × 1 日労働時間 |
| 月給 | 時給 × 月平均労働時間 |
| 年間賞与 | 直接入力額(既定) / または月給 × 賞与月数 |
| 年収 | 月給 × 12 + 年間賞与 |
エンジンは双方向に解けるので、「年収 500 万円・賞与 4 ヶ月込み(N か月モード)」から逆に時給を求めることもできます:
月給=12+45,000,000=312,500 円 時給=173.8312,500≈1,798 円直接入力モードでは年収から賞与額を差し引いて 12 で割ります。たとえば「年収 500 万円・賞与 100 万円(直接)」なら月給 =(500 万 − 100 万)÷ 12 = 333,333 円。
賞与の入れ方
既定の 「賞与額を直接入力」 モードでは、年間に支給される賞与の合計額を円でそのまま入れます。年俸制でボーナス額が固定で決まっているケース、夏冬の配分がきれいに月給の倍数にならないケースに向いています。賞与なしなら 0。
求人票に「年 4 か月分」と書かれているケースでは 「基本給 × N か月分」 モードに切り替えると、月給の何か月分かで指定できます。「夏 2 ヶ月 + 冬 2 ヶ月」なら 4、夏冬各 1 ヶ月なら 2。年俸制で「年俸 480 万円(賞与なし)」と提示されているなら、入力元「年収」・賞与額を直接入力 0 で月給 400,000 円に分解できます。
業務委託の月額提示を時給換算する場合
業務委託で「月額 30 万円」と提示された金額を時給換算するには、入力元を月給として 300,000 を入れ、賞与を直接 0、月平均労働時間を想定する勤務時間に合わせて入力します。
| 月平均労働時間 | 時給 |
|---|---|
| 173.8h(法定相当) | 1,727 円 |
| 160h(週休 2 日相当) | 1,875 円 |
ただし業務委託は 経費・税・社会保険が雇用と異なる ため、額面の比較として参考までに留めるのが実務的です。
額面と手取りの違い
ここで出てくる年収はすべて 額面(総支給額)です。実際に振り込まれる手取りは、社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険など、概ね 14〜15%)と所得税・住民税(収入や控除によって 10〜25% 程度)が引かれた後の金額。
額面年収から手取りを試算したい場合は、結果セクションのリンクから 給与の年間手取り計算 へ移動してください。月給と年間賞与が自動でプリフィルされ、47 都道府県別の協会けんぽ料率・配偶者控除・扶養控除・iDeCo 等を反映した手取りを試算できます。
限界(本ツールでは扱わないもの)
- 残業手当・通勤手当・歩合・住宅手当 — 賃金レートではなく追加報酬として別計算が必要
- 社会保険料・所得税・住民税 — 額面のみ。手取りは給与の年間手取り計算へ
- 業務委託の経費・消費税・源泉徴収 — 雇用と税制が異なる領域
- 最低賃金との比較 — 都道府県別最低賃金チェックはこのツールでは行いません
- 時短勤務・変形労働時間制 — 月平均労働時間を実態に合わせて入力する想定
これらをカバーする場合は、関連計算機もしくは別途専門の試算ツールをご利用ください。
よくある質問 (FAQ)
なぜ「173.8 時間」なのですか?
労基法上の法定労働時間は週 40 時間。これを月平均にすると 40 × 52 ÷ 12 = 173.33 時間ですが、実務では端数とうるう年補正を見込んで 173.8 時間が広く使われます。最低賃金違反のチェックや、時給ベース労働者を月給制に切り替えるときの基準値もこの前後を採用するケースが多い数字です。
「160 時間」プリセットはどう使いますか?
週休 2 日 × 1 日 8 時間 × 4 週で計算した「実感値」。月給制で求人を出す企業の多くが暗黙に置いている前提で、求人票の「月給 25 万円」を時給換算すると 25 万 ÷ 160 = 1562 円になることが多いです。法定 173.8h で割ると 1438 円なので、同じ月給でも前提次第で時給換算が 8〜9% 変わります。
業務委託で「月額 30 万円」と提示された場合、時給はいくらですか?
入力元を「月給」、金額に 300000、賞与月数を 0、月平均労働時間を想定する勤務時間に合わせて入力してください。週 40 時間相当(173.8h/月)なら時給 1727 円、週休 2 日相当(160h)なら 1875 円。なお業務委託は経費・税・社保が雇用と異なるため、額面の比較として参考までに留めてください。
賞与はどう入力すればよいですか?
「賞与の入力方法」で 2 通りから選べます。
• 賞与額を直接入力(既定)… 年間賞与額を円でそのまま入れます。年俸制でボーナス額が固定で決まっているケース、夏冬で配分がバラバラなケース向け。
• 基本給 × N か月分 … 月給の何か月分かで指定します(夏 2 ヶ月 + 冬 2 ヶ月なら 4、夏冬各 1 ヶ月なら 2)。求人票の「年 4 か月分」表記に合わせるとき向け。
年俸制で賞与を含めて 1 本で提示されている場合は、入力元を「年収」、賞与の入力方法を「賞与額を直接入力」にして賞与額 0 にすれば、月給 = 年収 ÷ 12 で算出されます。
ここで出た年収は「手取り」ですか?
いいえ、すべて額面(総支給額)です。実際に振り込まれる金額を知りたい場合は、結果セクションのリンクから「給与の年間手取り計算」へ移動してください。月給・年間賞与が自動でプリフィルされ、社会保険料・所得税・住民税を引いた手取りを試算できます。
免責事項
本ツールは賃金レートの単純換算で、残業手当・通勤手当・歩合・住宅手当などは含みません。額面のみを扱い、社会保険料・所得税・住民税は計算しません(手取りは関連計算「給与の年間手取り計算」を参照)。業務委託の経費控除・消費税・源泉徴収にも対応していません。